日本で一番「白菜の収穫量」が多い都道府県はどこ? 気になる正解率は30%だった
日本で1年間に収穫される「白菜」の量は約85万トンです(出所:農林水産省「令和5年産 作況調査(野菜)」)。 ◆【写真2枚】白菜の収穫量ランキングTOP10を見る それでは、日本で一番「白菜の収穫量」が多い都道府県はどこかご存知でしょうか。今回、アンケートで尋ねたところ、回答者全体の3割が正解しました。 記事後半では、日本で一番「白菜の収穫量」が多い都道府県の経済面を紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
日本で一番「白菜の収穫量」が多い都道府県はどこ?
LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女100名を対象に、「茨城県」「群馬県」「埼玉県」「長野県」の4択のうち、「日本で一番『白菜の収穫量』が多い都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の33%が群馬県と回答。 次に多かったのが30%の茨城県。そして20%の長野県、17%の埼玉県という順番になりました。 ちなみに、各県の耕地面積は、以下の通りです(出所:農林水産省「令和6年耕地面積(7月15日現在)」)。 ・茨城県 15万8300ヘクタール ・群馬県 6万3200ヘクタール ・埼玉県 7万2700ヘクタール ・長野県 10万3800ヘクタール
4つの県の「白菜の収穫量」を比較すると…
農林水産省が公表している「令和5年産 作況調査(野菜)」によると、日本で一番「白菜の収穫量」が多い都道府県は、茨城県です。気になる収穫量は24万9100トンとなっています。 茨城県では筑波山の西側に続く広大な平野部・県西地域を中心に白菜の生産が盛んで、秋冬~春に渡って長期間栽培されています。とくに冬場の白菜の生産量が多く、日本有数の白菜の産地として知られています。 茨城県に次いで二番目に白菜の収穫量が多いのは、長野県の22万4500トン。三番目は群馬県の2万5700トンで、四番目は埼玉県の2万3400トンでした。 ちなみに、2023年産の全国の白菜収穫量は85万2100トン。全国の収穫量の半数以上が、茨城県と長野県で栽培されています。