コロラド州に予期せぬ大雪 山沿いでは1メートルの積雪
デンバー、コロラド州、3月15日 (AP) ― 太平洋から進んできた低気圧が3月14日、米中部コロラド州に大雪を降らせ、航空便が欠航となり、デンバーとスキーリゾートを結ぶ高速道路が閉鎖された。 13日夜から降り出した3月特有の水っぽい雪は、15日朝まで降り続く見込み。 最も積雪が多いと予想されるのは、コロラド州の中央部とワイオミング州の南東部に位置するロッキー山脈南部の山脈で、コロラド州人口の大半が住んでいる。 山沿いでは14日午後までに1メートルの積雪が予想され、15日朝までにさらに1メートル積もる見込みだ。デンバーでは14日までに20センチの積雪を記録、さらに25センチ積もると予想される。 山間部では州間高速道路I-70が閉鎖され、数時間にわたって多数の車が立ち往生。スキーリゾートにとっては好都合であったが、極端なコンディションで閉鎖されたリゾートもあった。 この雪でデンバー周辺の学校は14日と15日は休校となり、政府の出先機関も閉鎖された。 デンバー国際空港は14日はオープンしたが、約800便が欠航となり、さらに200便近くの発着が大幅に遅れた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)