デスバレー国立公園で舟遊び 記録的豪雨で塩湖が湖に変化
デスバレー国立公園、カリフォルニア州、2月26日 (AP) ― 米西海岸カリフォルニア州のシエラネバダ山脈東部に位置するデスバレー国立公園一帯に降った一連の記録的豪雨で、ふだんは乾燥した塩湖に雨水が溜まり、観光客が水遊びを楽しんでいる。 「このデスバレー国立公園は、いつもは真っ白で美しい塩湖ですけど、今年は湖になっています」 デスバレーの平年の年間降雨量50.8ミリ程度に対して、デスバレーではこの半年間に年間降雨量の2倍を超える124.5ミリの雨が降り、54.4℃かそれ以上の気温は数回しか記録されていない。 デスバレーの最低地点バッドウォーターは、北米で最も低い地点で、海抜マイナス86メートルで、ふだんはカラカラに乾いた塩湖が広がっているが、今は長さ約9.6キロ、幅約4.8キロの細長い湖は、形成された氷河期には公園のかなりの部分を覆っており、深さも数十メートルはあったろうといわれている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)