名古屋ドルフィンズ、2点差惜敗もオフェンスリバウンドはダブルスコア以上の完敗 デニス監督「こういうスタッツでは勝ちづらい」
◇4日 バスケットボール天皇杯全日本選手権3次ラウンド 名古屋D58―60A東京(ドルフィンズアリーナ) 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(名古屋D)はアルバルク東京(A東京)に58―60で敗れ、準々決勝進出を逃した。なお、両チームは1週間後の11日にもリーグ戦で再び対戦する。 勝敗を分けたのはわずかに2点。シュート1本分の差だったが、オフェンスリバウンドの数に目を向ければ18―37と”ダブルスコア”以上の差をつけられた。名古屋Dのショーン・デニス監督(59)は開口一番、「今日の試合はリバウンドがすべて。こういうスタッツでは勝ちづらい」とため息をついた。 終盤まで接戦を演じ、残り2分4秒でスコット・エサトンのシュートで56―55と逆転。しかし、残り1分を切ったところでA東京のテーブス海にショットクロックのブザービーターとなる3点シュートを決められて56―58。最後まで手に汗握る展開で食らった”痛恨の一撃”が、最後まで響いた。
中日スポーツ