「ターメリック」は市販薬と同じくらい消化不良に効果的!イギリスの研究で明らかに
消化不良の一般的な治療法
消化不良の治療法は幅広く、NIDDKによると、投薬の場合は制酸剤、H2ブロッカー、プロトンポンプ阻害薬、腸管蠕動促進薬が使われる。 でも、以下のような食べ物や飲み物を避けることで症状が改善することもある。 ・アルコール飲料 ・炭酸飲料 ・カフェイン入りの食べ物や飲み物 ・酸が多い食べ物(トマト、トマト製品、オレンジなど) ・辛い物、脂質が多い物、油っこい物 NIDDKによると、ストレスから来る消化不良にはトークセラピー、瞑想、リラクゼーション・エクササイズも効果的。
クルクミンの副作用
ベッドフォード医師によると、クルクミンを大量に摂取すると、出血しやすくなったりアザができやすくなったりすることがあるので注意が必要。また、クルクミンの摂取によって、腹痛、下痢、胃酸の逆流が生じることも。「クルクミンは万能薬ではありませんから」とベッドフォード医師。 ポンピルル博士いわく前述の試験では、米国で一般的に入手可能な高用量のクルクミンサプリメントの比較対象として、低用量つまり「より自然な」量のターメリックパウダーが使われた。「新鮮なターメリック約1000mgからは、クルクミノイド2mgを含むパウダーが200mg作れると思ってください」 著書に『The Little Book of Game-Changers: 50 Healthy Habits For Managing Stress & Anxiety』を持つ公認管理栄養士のジェシカ・コーディングによると、クルクミンは抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)と相互作用する可能性がある。「処方薬を服用している場合は特に、クルクミンのサプリメントを飲む前に必ず医師に相談しましょう」 米国立補完統合衛生センターによれば、通常の食べ物に含まれる量以上のターメリックを摂取するのは妊婦さんにとっても危険。 でも、ターメリックを原形で使うのは「安全と言われています」とコーディング。「サプリメントのように超高濃度ではありませんから」