2人で2千円使うのも難しい? 満足度が高いのは…くら寿司×サイゼリヤ×ガスト「せんべろ選手権」
「1人1000円でどれだけ満足できるか」……潜入取材を敢行!
物価高ですねえ。ちょっと飲みに行くと財布から柴三郎さんが出て行って、せっかく入ってきた栄一さんもいつの間にかいなくなっちゃう。すぐやめるバイトみたいですよねえ。もうちょっと辛抱強く働いて欲しいものです。 【じっくり調査!】拝みたくなるほどの神コスパは、やっぱり‥‥ そんな懐事情を慮ってか、最近ファミレスやファストフードなどのチェーン店が〝飲み屋化”している様子が見受けられます。確かに、アルコールやつまみなどが出れば客単価が上がるし、客側は安く飲めるしで、お互いwin-winですね。 ということで、巷で安いと言われている人気チェーン3店で、「2人2000円(1人あたり1000円)でどれだけ満足できるか」を調査すべく、潜入取材をしてみました。普段はソロ活動なんですが、料理を倍の種類食べられるし寿司なんかは2カンで出てくるので2人でってことで…。 ◆【ガスト】モバイルオーダーに注意せよ! まず訪れたのは、ガスト。土曜の真っ昼間だったので高校生が勉強しています。輝かしい未来のために問題突破に励む若者と、いかに孤独死を免れるかが目下の課題である中年独身女たち。隣で酒を呷るのは気が引けますが、こんな大人にならないようにという戒めが勉強の追い風になれば幸いです。 さて、文明の利器であるオーダー端末機を眉間に皺寄せながら操作し、なんとか注文できたのが、角ハイボールと甘くないレモンサワー。つまみは、キムチやらちょいピザやら唐揚げやら、多くはないですが酒場を名乗れるぐらいのメニューは揃っています。 フードは、おつまみ3種盛り、おつまみカキフライ、ちょい盛りポテトフライ、若鶏の唐揚げ。モバイルオーダーはすぐに会計が分かるので高校時代数学2点だった私にとっては有り難い。 席に案内してくれた店員さんが「お水とスープはセルフです」的な捨て台詞(ではないが)を残していったので、スープぅ? と言いながらセルフコーナーへ行くと、本当に飲み放題のスープがありました。何かを注文した人は全員飲めるそうです。 スープで場繋ぎしているうちに、噂のネコ型ロボットではなく人間が運んできました。どういう条件でネコと人間を使い分けているのか謎です。単に厨房の近くにいた暇そうな方に頼んでいるだけなのかな(暇ではないと思うが)。