【キーンランドC】エトヴプレ 意欲の併せ馬で楽々3馬身先着 藤岡師「スプリンターっぽくなった」
「キーンランドC・G3」(25日、札幌) 意欲の併せ馬だ。21日、函館Wでスピードリッチ(3歳1勝クラス)を6馬身追い掛けたエトヴプレ。ゴール前で強めに追われると楽々とかわし去り、5F67秒2-38秒5-12秒3のタイムで3馬身先着した。動きを見届けた藤岡師は「絞り切れていないので、“しまいしっかりめに行くように”という指示。先週の時点ですごく良かったからね。輸送でちょうど良くなる」と納得の表情だ。 春はフィリーズRを制し、桜花賞でも5着に健闘した。前走の葵Sは発馬ひと息で4着に敗れたが、「ポジションの問題。本来は楽に行ける。洋芝が合うと思って来ているのでね」と北の重賞で反撃を図る。「どんどん良くなっている。シルエットが大人になったのと、筋肉量が増えている。スプリンターっぽくなった」と成長ぶりに感心。秋の目標にスプリンターズSを見据え、「いい結果になれば行こう、となる」と重賞2勝目に力を込めた。