サイバーエージェント藤田晋社長のエリキング、14キロ増もデビュー2連勝 「パドックみたら買えないよな」競馬ファンうなる
◇21日 中京8R・野路菊ステークス(2歳オープン、芝2000メートル) 単勝1・4倍で1番人気のエリキング(牡2歳、父キズナ、母ヤングスター、栗東・中内田)が快勝した。勝ち時計は2分2秒8。半馬身差の2着には2番人気のジョバンニが入った。 スタートは出負けしたが、残り800メートルから徐々に進出。差のない3番手で最後の直線を迎えると、残り200メートル付近で先頭に。力強い末脚は最後まで衰えず、外から鋭く追い込むジョバンニの猛追を抑えた。 前走から14キロ増の498キロで臨み、上がり3ハロン33秒4の脚を見せてデビュー2連勝を飾ったスター候補にネットも反応。X(旧ツイッター)では「エリキング次東スポ杯かな とりあえず賞金加算できたから何もなかったらホープフルは出れるな」「2勝目!危なげなく勝ったね あとはスタートと気性の成長だ」「エリキングはパドックみたら買えないよな 緩いもん。それでも勝つんやから強いね」などの意見が並んだ。 エリキングは2023年のセレクトセールで2億1000万円(税抜き)で取引された超高額馬で、オーナーはサイバーエージェントの藤田晋社長。馬名は藤田社長が社長兼最高経営責任者(CEO)を務め、J1昇格1年目で首位を走るFC町田ゼルビアのブラジル人FWエリキに由来する。
中日スポーツ