「正直、思い出したくない」「僕たち取材陣ですら」”記者の本音”から浮かび上がるW杯アジア最終予選での勝点10がとてつもなく大きい理由【日本代表】
「取材していてきつかった」
[北中米W杯アジア最終予選]日本 1-1 オーストラリア/10月15日/埼玉スタジアム2002 【画像】日本代表のオーストラリア戦出場15選手&監督の採点・寸評を一挙紹介! 2選手に7点の高評価。MOMはキレキレだった13番 北中米ワールドカップのアジア最終予選、日本は4試合を終えて3勝1分。ここまで勝点10を獲得して首位に立っている。具体的に“中身”まで見ると、この勝点10が如何に価値あるものかが分かるだろう。識者の河治良幸氏は言う。 「厳しいと思われたアウェーのバーレーン戦とサウジアラビア戦で勝利したのはとてつもなく大きいです。11月にはインドネシア、中国とのアウェーゲームもありますが、やはり中東での2試合は相当過酷。実際、取材していてもきつかったですから。正直、思い出しくないほどで、僕たち取材陣ですらそんな状態だったのだから、ピッチで戦った選手たちは大変だったと思います」 試合取材している時も「息苦しかった」(河治氏)というバーレーン戦、サウジアラビア戦で得た白星は「単なる勝点3以上の価値がある」と河治氏は評価する。 「加えてオーストラリア戦も勝負という点で苦戦しましたが、プレー強度は日本が上でした。強豪国が苦戦するといった感じで、『日本=強者』という印象が強かったです」 ここまでの4試合で「日本、強し」のインパクトを与えたのは間違いない。総得点15、総失点1という数字も、それを証明するものだろう。 日本と同じグループCのオーストラリア(2位/勝点5)、サウジアラビア(3位/勝点5)、バーレーン(4位/勝点5)、インドネシア(5位/勝点3)、中国(6位/勝点3)の5か国は、現実的な目標として2位に狙いを定めているかもしれない。 構成●サッカーダイジェストTV編集部
【関連記事】
- 「中国なら宇宙人以上」「帰化して」日本代表で起用しないならほしい! 森保監督が招集しない29歳FWに中国代表入りを望む声!「我が国ならとっくにキング」
- 「僕たちを必要以上にリスペクトしていないのは腹立たしい」本田圭佑の衝撃発言から8年の時を経て、日本代表はピッチで豪州を“格下扱い”した【W杯アジア最終予選】
- “金言”にすべき伊東純也の言葉「組み立て、崩し方に言及しすぎると守備とのバランスが悪くなる恐れもある」【日本代表/識者の見解】
- オーストラリア戦で“話題となった2人”をスタートから同時起用するのはある意味リスキー。実践するなら調整が必要に【日本代表/識者の見解】
- 「サイドバックがいる意味があまりない」森保ジャパンがあくまで3バックシステムにこだわるならメンバー編成は…【識者の見解】