“ダイエット都市伝説”はどこまでホントなの? 「炭水化物を食べると太る?」「サウナは痩せる?」専門家が解説!
ダイエットにまつわる都市伝説、あなたはどこまで信じている? 今回は、4つのダイエット都市伝説について、ボディワーカーの森拓郎さんにお話を伺った。信じているダイエット法が、実は間違っているかも…。 【写真】最速で痩せるために欠かせない5つのダイエット習慣 ▼森拓郎 トレーニング至上主義であるフィットネス業界に疑問を感じ、運動の枠だけにとらわれない独自の角度からのアプローチにこだわりを持つ。 ファッションモデルや女優などの著名人の支持を集めている。
夜炭水化物を食べると太る
回答:夜に炭水化物を摂取しても、エネルギー収支がプラスであれば脂肪として蓄積されますが、マイナスであれば脂肪にはならず太りません。 ▼では、脂肪がつかない理想的な食生活とは? 多くの人が『太る原因』として気にする脂肪は、どのようなしくみでできるのかについて、説明します。三大栄養素である『炭水化物(糖質)』『脂質』『タンパク質』のうち、特に糖質と脂質は主にエネルギー源となり、使い切れずに余った分は『体脂肪』として体に蓄えられていきます。ですから糖質や脂質を摂りすぎると、体に脂肪がつきすぎてしまいます。したがって、健やかな体づくりのためには、適量の糖質と良質の油脂(特に動物性)を意識した献立を心がけることが大切です。 そして糖や脂質の消費に必須の『ビタミン』、脂肪を分解し筋肉をつくるのに重要な『ミネラル』(マグネシウムや亜鉛・鉄など)をよく摂ることです。このような栄養知識があってこそ、食生活をより向上させることができます。製品表示のカロリー値を見ることも大切ですが、それだけではまったく瘦せないどころか、場合によっては、むしろ太ることも起こり得るでしょう。ダイエットを考えているのなら、五大栄養素のそれぞれの働きについて熟知しておきたいものです。
セルライトは揉み続けるとなくなる
回答:セルライトとは、脂肪が多い部位でコラーゲンが硬くなり、血行不良を起こしている状態を指します。揉んだり温めたりすることで、コラーゲンがほぐれて見た目が滑らかになることはありますが、これは脂肪が減ることとは異なります。