JBL、ディスプレイ付トランスミッタ付属のヘッドフォン「Tour ONE M3」
JBLは、CES 2025において、新ヘッドフォン「Tour ONE M3」を発表した。「JBL SMART Txオーディオトランスミッター」が付属しているのが特徴で、様々なソースをワイヤレス化してヘッドフォンに送信できる。4月に海外発売予定で、価格は399.95ドル。 【画像】右下にあるのがJBL SMART Txオーディオトランスミッター JBL SMART Txは、飛行機の機内エンターテイメントシステムや、PC、タブレット、テレビなどとの接続を想定。入力としてUSB-Cとアナログを備えており、入力した音声をワイヤレスでヘッドフォンへ送信する。トランスミッターとヘッドフォン間は独自のDirectワイヤレス接続で、レイテンシー、安定性、通話品質を高めたという。 JBL SMART Txはタッチディスプレイを備えており、音楽再生、通話管理、EQ設定の制御も可能。その他のAuracast対応デバイスに、音声を配信する事もできる。 ヘッドフォン部分には、新開発の40mmマイカドームドライバーを搭載。深みのある低音、バランスのとれた中音、クリアな高音実現。USB-C接続すると、ロスレスでの再生も可能。 さらに、統合型ヘッド トラッキング技術も使った「JBL Spatial 360」を搭載。ヘッドフォンを装着して頭を回しても、サウンドが空間に固定されているような再生され、没入感のあるリスニング体験ができるという。 JBL Personi-Fi 3.0を使い、パーソナライズも可能。JBLヘッドフォンアプリを使って、聴力テストを受けると、ユーザーの聴力にマッチしたサウンドで再生可能。新しいユーザーエクスペリエンスとアルゴリズムを使い、12バンドのEQと、L/Rバランス最適化も可能で、これまで以上に正確になったという。 アクティブノイズキャンセリングも搭載。JBL True Adaptive Noise Cancelling 2.0と名付けられたもので、外部の音環境をリアルタイムで監視・調整する。8マイクシステムを搭載し、都会の騒音、混雑したオフィス、飛行機のエンジンなどのノイズを遮断。外音取り込みや、トークスルー機能のカスタマイズもできる。 アダプティブビームフォーミング技術を用いて、騒がしい環境でもクリアな通話が可能。最大70時間の再生が可能で、5分間の充電で5時間使用できる。
AV Watch,山崎健太郎