ドラレコが捉えた恐怖…タイヤ避けようとあわや接触 夏の高速道路はタイヤトラブルに注意【長野】
長野道でドライブレコーダーが捉えた映像、高速道路に落ちていたのは、タイヤです。 この脱輪は整備不良が原因でしたが、本格的に暑くなるこの時期、タイヤのトラブルに注意が必要です。 車は、長野道下り・塩尻インター付近を走行していました。 すると、路肩にハザードランプを点灯して停止する車両が…。 そこを通り過ぎて……追い越し車線から走行車線に戻ろうとした時、先頭の車のブレーキランプが点灯。 そして……落ちていたのは、タイヤです。 車の後ろ側を撮影したドライブレコーダーは、さらに衝撃の映像を捉えていました。 避けようとした後続車…危うく並走する車とぶつかりそうになりました。 この脱輪は整備不良が原因でしたが…パンクやバーストといったタイヤのトラブルは、夏場の暑さでリスクが高まると言います。 ■オートバックス長野店・清水拓繭店長 「我々の店にも一日平均4~5台パンク修理の依頼をいただいている。傷などを見落としたまま乗っていらっしゃった場合、熱で膨張した時に何かの衝撃でそこがバースト(破裂)につながる」 JAF長野支部によりますと、去年、県内のタイヤトラブルの内パンクへの対応件数は、8月が最も多く、次いで7月が500件を超えています。 タイヤのパンク・バーストは、防ぐことができるのでしょうか? ■JAF長野支部・広報 高山祥さん 「空気圧の不足が原因でタイヤがパンク・バーストしてしまう。日頃から定期的に空気圧の点検をしていただければ」 では、運転中自身がタイヤのトラブルに見舞われたら…? ■JAF長野支部・広報 高山祥さん 「慌てずハンドルをしっかり保持してもらって、道の端に止めるように走行していただければ」 一方で、周囲が巻き込み事故を回避するにはどうすれば良いのでしょうか? ■JAF長野支部・広報 高山祥さん 「そういった状況にならないような運転をしていただくのが一番。車間距離を取っていただいて、速度を抑制。左右近くに(他の)車がいないよう、並走しない」 間もなく夏休みシーズン…長距離の移動も多くなる時期です。 事故につながらないよう、注意が必要です。