【50代、3カ月で「使える筋肉」を増やす③】ストレスで固太りぎみ、60㎏超えの52歳。筋肉を増やして代謝を上げたい!最初にやるべきことは何?
トレーニングのプロと食のプロがタッグを組んで、筋肉なし女子を救済する3カ月実践プロジェクト。エントリーしてくれたのは弁護士としてバリバリ働く小川正美さん。まずは何をすべき? そして運動と食事の改善で、どこまで変われるだろうか?
最初にやることは、リリースだけ。あえて筋トレはしないで!
パーソナルトレーナーで、姿勢アナリストのKAORUさん&管理栄養士の麻生れいみさんによる体改造プロジェクト。 「筋肉をつけて変わりたい!」と名乗りを上げたのは、この方だ。
◆小川正美さん(1972年生まれ・弁護士) 身長159cm/体重61.25kg 「20代からじわじわ太りはじめ、40代には洋服のサイズがトップス13号、ボトム11号に。仕事のストレスで歯の食いしばりなどがあったせいか、顔・首・肩にかけて特に変な肉のつき方をしていると思います。 セルフケアを始めたこととストレスが落ち着いてきたせいか、これでもようやく首まわりが痩せはじめたところ。これから、無駄な脂肪は落として筋肉をつけていきたいと思っていました。 仕事柄会食も多く、お酒も大好きなので、その生活スタイルに合わせて食事も改善しなくてはと思っています。運動するのは嫌いではないので、ここで正しい運動習慣も身につけられたらいいなと思います」(小川正美さん) そんなふうに自己紹介をする小川さんが最初に向かったのは、KAORUさんのスタジオだ。まずはKAORUさんによる姿勢チェックが始まる。
パーソナルトレーナーKAORUさんによる姿勢チェック
まずはKAORUさんによる姿勢チェックが始まる。 「立ち姿を見ただけで、ちょっとつらそうだと感じます。これでは首も肩も痛いでしょう。全身がカチコチに硬いです。特に左の肩が引っ張られて、下がってしまっていますよね。そして足のアーチが落ちて土踏まずがなくなっているのも気になるところ。 このままいわゆる筋トレをしても、使えるしなやかな筋肉はついていかないんです。まずは最初の1、2週間は、こりを解消するようにほぐして緩め、動きやすい筋肉に戻すこと。ほかは何もやらなくていいです。 テニスボールやフォームローラーを使ってのリリースから始め、筋肉がほぐれてきたところで、徐々に正しく筋肉をつけるようなエクササイズを増やしていきます。 ただ、この年代の女性が筋肉をつけて体を変えていくためには、運動が3割、食事が7割だと思っています。食生活も改善していきましょうね」(KAORUさん)