数万匹に1匹?「パンダウナギ」 伊勢シーパラで展示 三重
【伊勢】三重県伊勢市二見町の「ゼロ距離水族館 伊勢シーパラダイス」で、「パンダウナギ」と呼ばれる白と黒のまだら模様のニホンウナギが展示されている。 体長約50センチで、性別は不明。通常のウナギは黒っぽいが、パンダウナギは突然変異により、数万匹に1匹の確率で現れるといわれている。 同館によると、パンダウナギは昨年11月、愛知県の養鰻場から松阪市のウナギ屋「わかや本舗」に持ち込まれ、店内の水槽で展示したところ、一目見たいという客が殺到。より多くの人に見てもらおうと、店主の大久保博之さんが12月20日に同館に寄贈した。 現在は、入場券売り場近くの「まる見え!バックヤード」で展示され、同館に入場していない人も見ることができるという。 同館の担当者は「数万匹に1匹といわれる大変珍しいパンダウナギを多くの方に見ていただきたい。体の模様や可愛らしい表情にも注目してもらえれば」と話した。