岐阜市の高齢女性が詐欺被害 1億8670万円だまし取られる
岐阜市に住む80代の女性が、監督庁の職員を名乗る男らからのうその電話で、現金1億8600万円余りをだまし取られる詐欺被害に遭いました。 警察によりますと、去年1月ごろ、岐阜市に住む無職の80代女性の家に監督庁の職員を名乗る男から「会社の情報を教えませんでしたか。これは犯罪で裁判になる。民事裁判を進めるにはお金が必要」などと電話がありました。 その後、監督庁や被害会社の役員を名乗る男から「和解金がいる。弁護士費用を渡さなければならない」などと現金を要求されました。 話を信じた女性は、自宅を訪れた被害会社役員の部下を名乗る男に現金を手渡したということです。 男からの要求は約10カ月にわたって何度も続き、計約1億8670万円を渡したということです。 その後、男らと電話が繋がらなくなったため、女性は12月になって警察に相談し、被害状況の確認を進めて6日、被害届が受理されました。 警察は特殊詐欺事件として捜査しています。