「おむすび」結(橋本環奈)の母役・麻生久美子が「心に栄養を届けられる作品」と太鼓判!
NHK総合ほかにて、現在放送中の連続テレビ小説「おむすび」。食と人情の街・福岡、神戸、大阪を舞台に、日本の朝に元気と笑顔を届ける“朝ドラ”第111作だ。平成時代のギャル・米田結(橋本環奈)が人々の健康を支える栄養士となり、現代人が抱える問題を、食の知識とコミュニケーション能力で解決しながら、目には見えない大切なものを次々と結んでいく“平成青春グラフィティ”。 出演者からのコメントが続々届いている本作。今回は、結の母・米田愛子を演じる麻生久美子が、初出演となる“朝ドラ”への思いや、作品・役柄について感じていることを語った。
愛子は、結の祖母・佳代(宮崎美子)と家事をしながら結の父・聖人(北村有起哉)の営む農業を支えている、絵を描くのが得意な女性。そんな愛子役を務める麻生は、連続テレビ小説には初出演となる。「いつかは朝ドラに出演できたらという思いがあったのですごくうれしかったです。でも、いまだに信じられない気持ちもあって(笑)、撮影が始まってもなかなか実感できずにいたのですが、放送が始まるとお友達からたくさん連絡をもらったり、感想を伝えてくれる人もいたりで、だんだんと現実なんだなと思えるようになってきました」と喜びを語る。 また、「若い頃はヒロインができたらいいなと思っていた頃もたぶんあったんですけど、いつの間にか年齢を重ねて、初めて朝ドラに出演させていただくのがヒロインの母親役ということで。この年齢まで仕事を続けられてきたこととか、いろんな思いが頭を巡りました。それに、母親からも珍しく『おめでとう』って連絡が来て、やっぱり朝ドラの影響力ってすごいんだなって思っています」と長年の願いをかなえての朝ドラ出演を感慨深く感じている様子。
愛子については「すごく魅力的な女性だと思います」と麻生。その理由を「愛子さんはすごく理解があるというか、どっしり構えていて、どこか達観しているようなお母さん。元ヤンキーで、若い頃にはいろいろ苦労もあった人だからこそ、子どもたちへの接し方には自分なりの思いがあるのと思っています。子どもたちが心配じゃないわけではなくて、すごく信じる力の強い人だと思います」と話す。 また、愛子の娘で、結の八つ年上の姉・歩(仲里依紗)は、「博多ギャル連合」(ハギャレン)を結成した“伝説のギャル”として知られる存在。そんなハガレンメンバーとの共演について、「実はそんなにハギャレンメンバーの子たちとは一緒に撮影してるシーンは多くないんです」と前置きしつつ、「でも、みんなが現場にいるときはとてもにぎやかで華やかで、一気にエネルギーあふれる現場になりますね。ハギャレンの子たちはギャルマインドがあって良い子たちでかわいいです。私が若い頃はギャル全盛期の時代だったので、私もギャルをやっておけばよかったなと今になって思います」と自身の青春時代を振り返りながら答える。