小池都知事が記者会見6月12日(全文3完)第1次協力金支給、今日時点で約7割
センバツ交流試合に参加する国士舘高にエールを
NHK:もう1問お願いします。日本高野連が新型コロナウイルスの影響で中止になった選抜高校野球に出場が決まっていた32校を今年8月に甲子園球場に招いて、各校1試合ずつ交流試合をやることになりました。まずこれについての受け止めと、東京からは国士舘高校が参加されると、【モウ**00:42:36】することになると思うんですけれども、知事からエールがあれば併せてお願いできますでしょうか。 小池:素晴らしい場を確保していただいて、私自身、高校野球のファンとしてうれしく思います。また、やっぱり選手にとっては、これはオリンピックもそうなんですけれども、そこを目掛けてずっと練習してこられたわけでありますので、その場が確保できるというのは大変うれしいことだと思いますし、また国士舘高校、頑張ってほしいと思います。いつも2つ、2校出るんですが、今回残念ながら大会の予選でずいぶん負けちゃったみたいで、でも国士舘に夢をというか、交流試合ではありますけれどもエールを送りたいというふうに思います。 こういう意味、この間、学校も休みで練習もできなかった、これは野球に限りません。だんだん新しい日常に入って、そして、これまでとは違うけれども学校生活がまた復活できるような状況にまで戻ってくることをうれしく思うし、これを続けるためにも今後も自衛をお願いしたいというふうに思います。以上です。
新型コロナ対応で厳しかった局面は?
フジテレビ:すいません、2問お願いします。フジテレビの小川です。まず最初に感染爆発重大局面というふうに知事がおっしゃったのは、つい、まだ3月25日のことなんですけれど、この3月25日前後ぐらいから今日までの間で、新型コロナウイルスの対応の中で一番、ここは厳しいなと思った局面ですとか、その局面で知事が今後の都政のためにこういうところをもっと生かしていきたいって、あと医療体制についてもこういった形でやっていこうと、特に感染爆発重大局面のころは、私たちも夜、レクを聞いていると、感染者の数と病床の数っていうのがほとんど同じだったり、感染者が超えてしまっていることがあったり、本当にまさに病床と感染者の追いかけっこのような時期が1週間ぐらい、特に厳しい時期があったとは思います。そういったことも踏まえた上で、最も大変、厳しいと思ったときと、それを踏まえて今現在、知事が都政に対してこのように生かしていこうという部分をまず教えてください。 小池:3月25日だったと思いますが、感染爆発重大局面という4文字熟語2つを使って皆さんにそれこそアラート、警戒を発したわけであります。それでも私は、そのあとも都民の皆さんがいろいろとご協力、そこから猛烈なスピードで、また、猛烈な規模で対応してくださったことが今につながっているというふうに思います。 一番このコロナでいらいらするのが、何よりも2週間前の数字だっていうことなんですね。ですから頑張りようっていうのが2週間後に出てくるっていうのがなかなか、このタイムラグっていうのはもどかしいということ、それから何よりもワクチンや治療薬がいまだにないっていうこと、これらはまだ非常に不安要素として今も残っています。 それから新しいステージに入っていると何度か申し上げましたけれども、そこで、第2波への備えということで、今どのような組織にし、どのような形で進めるか議論をしてつくっているところでありますけれども、そのベースになるのは、この間の出来事の検証と反省と、そして何が良くて何を改善しなければならないかという、そのことがまず必要だということで、その点も指示をいたしております。