小池都知事が記者会見6月12日(全文3完)第1次協力金支給、今日時点で約7割
第2波発生時はしっかり即応したい
その中で私自身が一番、そういう中で一番記憶に残っているとか、今もing系ではありますが、やはりデータですね。データの共有がうまくいっていないっていうのは今回の一番大きな見直すべきところであります。重症者の数が52人でずっと止まってた時期があって、これはなんなんだろうということから、もう一度データであるとか、情報がどこからどう発出されていて、どう共有されて、どう処理をされて、どう皆さんにお伝えができているのかっていうのは、あらためてそこで見直しをすることによって、幾つか数字なども出し直しをさせていただいたのも、その整理をした。これはまさしく第2波のときに最も重要なインフラになるのではないかと考えております。 そしてまた、やはり平時と有事では、人員、それからどこに誰が何をすべきかっていうのは、これは自衛隊で言うと即応態勢っていうか、それをつくっていかなければなりませんので、その点をあらためて、東京都庁としてその態勢は取っておりましたが、さらにそれを改善する必要もあろうかと思っておりますので、第2波が起こらないように、それから第2波が起こったときの即応態勢ということをしっかりやっていきたいと考えています。
「アートにエールを!」どんな作品望みたいか
フジテレビ:すいません、もう1点なんですが、今日発表になった「アートにエールを!」なんですけれど、これは非常に人気があって、枠に人が殺到したということなんですけれど、今後、知事としては特にどういった作品を望んでいくのかっていいますか、無観客というと演ずるほうもなかなか難しい部分があったりするとも聞きますが、知事としてはこういう発信をしてほしいというのがあったらお願いしたいのと、併せて芸術家の皆さんへのメッセージもお願いします。 小池:東京の魅力は、食と文化、この2つは欠かすことができないと思います。今日も食のほうの専門家の方々が、非常にこの間厳しかったことについてご要請に来られました。文化・アートも、これについてもこの間は本当に止まった状況で、ただ一方で、動画でずいぶん配信もされていたということかと思いますが、ただ、それはお金になるものでもなかったということだと思います、多くはね。 ということから、このアートの火が消えないように、また、アートを大切にしていく東京ということで今回設けたところであります。どんなものかっていうのは、それぞれアートでもいろんなジャンルがありますから、そこはいろいろ工夫をして、こんなこともできるんだっていうようなチャレンジをしていただければというふうに考えております。お待ちしております。ではブルーの方。