関電・八木会長と岩根社長が辞任会見(全文2)会長職は当面空席に
6名全て10月9日付か
共同通信:すいません、川崎さんは今回の責任を取って辞任するわけではないということですか。 岩根:はい、まったくそれとは関係ございません。今回の責任を取って辞任される方の後任でいくということでございます。 共同通信:これ、6名全て10月9日付ということでよろしいんでしょうか。 岩根:はい。 共同通信:分かりました。ありがとうございます。 司会:ほかの方、よろしいですか。どうぞ。 共同通信:すいません。もう1点だけよろしいでしょうか、すいません。八木会長が辞任されて、会長職は当面、空席ということでよろしいんですか。 岩根:はい、当面空席でございます。 共同通信:いつまでに後任を決めるというのは決めてないんでしょうか。 岩根:現段階は第三者委員会の対応に真摯に対応してまいるということの中で、第三者委員会の報告がまとまりますと、いろんな意味の経営層の役割というか、本件に果たした役割というのが明確になってまいると思いますので、その時点で人事・報酬等諮問委員会あるいは取締役会でいろいろご相談しながら審議させていただきたいと思っております。 共同通信:ありがとうございます。 司会:はい、ありがとうございます。先ほどの、どうぞ。
どういう声が決定打になったのか
NHK:NHKの【ハヤシ 00:31:19】と申します。会長と社長、共に辞任を決めた理由として、会見後、お客さまや社会から厳しい声が上がっていたということなんですけれども、具体的にはお2人にどういう声が届いて辞任の決定打になったということなんでしょうか。 岩根:やはり関西電力そのものの信頼が失墜している、あるいは原子力事業そのものの信頼が失墜しているということで、お客さまからのいろんなお怒りのお声も、営業のほうからも聞いてございますし、やはりわれわれの責任は非常に重いものというふうに考えて辞任ということにさせていただきました。 NHK:会長はいかがですか。 八木:同じでございます。 NHK:ちょっと追加で、2日に会見があって4日に辞任を決めたということなんですけれども、一方で2日の前までにも今おっしゃったような厳しい声っていうのは広く上がっていたと思うんですが、それよりもさらに強い批判が声として上がってきたということなんでしょうか。 岩根:はい。やはり2日の会見以降、よりさまざまなご批判というようなことがわれわれの耳に、また目に入りました。また、いろんな方からのそういうお話を聞きまして、やはりわれわれ現社長・会長が非常に責任は重いというふうに感じました。 司会:よろしいでしょうか。じゃあそちらの方。