関電・八木会長と岩根社長が辞任会見(全文2)会長職は当面空席に
退職金の規定額はここで言えるか
朝日放送テレビ:ありがとうございます。それぞれの質問に対してもう1個ずつ聞かせていただきたいんですけども、退職金に関してなんですけれども、規定の額っていうのはここで具体的に言えるのかっていうのが1点と、あと、八木会長が辞任されるのは伺ったんですけれども、岩根社長はどうされるのかっていうのが退職金に関する質問。 もう1つなんですけれども、全てのステークホルダーにっていうことをおっしゃっていたので、では大阪市からの要望でいうと、1つのステークホルダーに偏ってしまうから拒否されたという認識でよろしいでしょうか。 岩根:まず、退職金でございますけども、規定額については答弁を差し控えさせていただきたいと思います。なお、私の場合、役員になったときにはすでに退職金規定が終了後でございますので、私の退職金の額というのは算定されません。 それからステークホルダー。日本弁護士会の第三者委員会は全てのステークホルダーのために調査すると、こういう観点で考えて、中立的な独立性という観点から元検事総長の但木先生、但木弁護士にお願いしたものでございます。 司会:よろしいでしょうか。 朝日放送テレビ:ありがとうございます。 司会:それではほかの方、よろしくお願いします。奥の女性の方。
9日付辞任は八木会長含め役員6名か
共同通信:共同通信の【ヒガシモト 00:26:32】と申します。よろしくお願いします。何点か確認させていただきたいんですけれども、まず、10月9日付で辞任をされるのは八木会長含め役員6名の方でよろしいんでしょうか。また、退く役職について確認なんですけども、八木会長と森中さんは取締役と執行役員をそれぞれ退任されるということでよろしいんでしょうか。役付執行役員を退任というのは、執行役員には残るということなんでしょうか。ちょっと細かいんですけど確認をお願いします。 岩根:10月9日時点で八木以外の、そうですね、2、4、6か。10月時点で、もともと、いわゆる執行役員クラスの者については執行役員から、あるいは常務執行役員、あるいは副社長執行役員といったようなものは全て返上しておりまして、いわゆる役員ではなく、現職を外れて、いわゆる嘱託扱いということで総務室付になってございます。 岡田:補足いたしますと、お手元の配付資料、別添資料1の4枚目ですかね、3枚目から2ポツ、役付執行役員とあります。その次のページの一番下のところでございますが、退任役付執行役員として5名の名前を書いております。この5名につきましては、森中は取締役・副社長執行役員でありますけれども、取締役も辞し、副社長執行役員も辞し、執行役員にもならない、総務室付ということでございます。それから右城、鈴木、大塚につきましても、現在、常務執行役員ですが、執行役員でもなく総務室付の嘱託という形になります。 司会:表の細かい解明はあとでご質問いただければしっかりお答えします。 共同通信:ごめんなさい、川崎さんは執行役員でよろしいんですか、今は。 岩根:川崎は、ただ今、常務執行役員でございます。川崎は本件に直接関わる異動ではございませんで、関電エネルギーソリューションとの玉突きという関係で退任するということでございますので、本件に関する直接異動ではないというふうにご理解いただきたいと思います。