【天皇賞(秋)】日本中距離界で実力はトップ 東大HCの本命は崩れる要素がないリバティアイランド
実力は中距離戦線でトップ
◎リバティアイランド 昨年は牝馬三冠を達成。キャリア8戦で馬券圏外になったことがない。新馬戦の上がり3F31秒4や桜花賞での4角16番手からの差し切り勝ち。オークスでは道中6番手から上がり最速で6馬身差快勝など、インパクトのある勝ち方をしてきた。 昨年のジャパンCは2着で、その勝ち馬イクイノックスが引退した今、中距離戦線で1番手評価となるのはこの馬だ。前走のドバイSCは初めて連を外したが、前残りの中、鋭い末脚で3着に入ったことは評価できる。 半年以上間隔が空いているが、休み明けでも桜花賞や秋華賞で結果を出している。直線の長い府中も合う。崩れる要素は見当たらない。 ◯ソールオリエンス 昨年の皐月賞馬。その後は勝ち星から遠ざかっているが、前走宝塚記念は2着と復活の兆しを見せた。大阪杯は10番手から道中マクって4角4番手まで位置を上げたが直線で後退。末脚に懸ける競馬の方が向いている。その点、直線勝負になる東京コースは舞台的に好転といえる。 ▲ベラジオオペラ キャリア9戦で【5-1-1-2】。馬券外に敗れた2戦も、皐月賞は道中3番手以内の馬がいずれも2桁着順に沈む競馬を先行して10着、ダービーは上がり最速で差し届かずも、勝ち馬とタイム差なしの4着というものだった。 半年休養明けのチャレンジCで重賞勝ち馬ボッケリーニ勝利し、以降に本格化。大阪杯は先行策から同期のクラシック勝ち馬に土をつけ、宝塚記念も3着と堅実な走りをみせている。今回は展開も味方しそうだ。 以下ダノンベルーガ、ドウデュース、レーベンスティールまで印を回す。馬券は◎軸の馬連で勝負する。 ▽天皇賞(秋)予想▽ ◎リバティアイランド ◯ソールオリエンス ▲ベラジオオペラ △ダノンベルーガ ×ドウデュース ×レーベンスティール 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
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