都内在住で自転車必須です。“電動自転車の購入”と“自転車シェアリングの利用”とではどちらが節約になりますか?
電動自転車と自転車シェアリングの必要コストを比較
電動自転車と自転車シェアリングの必要コストを比較してみましょう。 電動自転車の場合、最初の購入費用は6万円~10万円と高いですが、その後は1ヶ月100円程度の充電代で済みます。そのため、購入費用を除けば1年間に必要なコストは約1200円です。 一方、自転車シェアリングの場合(表1の価格)、1日30分利用すると片道130円、1日往復で260円ほどかかります。通勤や通学に利用する場合、1ヶ月約20日の利用で5200円、1年では6万2400円が必要です。 そのため、平日1時間の利用で自転車シェアリングを利用すると、1年間で電動自転車を購入する金額と差がなくなるため、頻繁に自転車に乗るなら電動自転車を購入するほうが節約になるといえるでしょう。 ただし、たまにしか自転車に乗る機会がないなら、自転車シェアリングのほうが節約になる場合もあります。電動自転車の購入を検討するなら、自分がどれくらいの頻度で自転車に乗るのかしっかり考えましょう。
自転車に頻繁に乗るなら電動自転車の購入したほうが節約になる可能性が高い
今回の結果から、電動自転車の購入と自転車シェアリングでは、頻繁に乗る機会があるなら電動自転車を購入するほうが節約になることが分かりました。ただし、使用するシェアリングサービスや利用地域や区間などによっても料金は異なるため、ご自分の地域の平均費用を確認しましょう。 電動自転車は初期費用が高いため購入する際迷ってしまうかもしれませんが、長い目でみれば自転車シェアリングより節約になります。 たまにしか自転車に乗らないなら自転車シェアリングのほうが節約になる場合もあります。自分がどれくらいの頻度で自転車に乗る必要があるのか、じっくり考えてから検討しましょう。 出典 経済産業省 電動アシスト車が牽引、堅調な自転車産業 国土交通省 シェアサイクルに関する現状と課題 1.シェアサイクルの導入状況(6ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部