【愛子さま】初めての単独地方公務のファッションを考察。若きキャサリン妃との類似点も発見!
スーツに合わせてクラッチや靴は、同系色でトーンを抑えたベージュを選ばれています。 クラッチの形は横長の五角形と思しきもので、持ちやすいサイズ感。お洋服を選ばないシンプルなデザインも、長く使えるようにという堅実な天皇皇后ご一家らしいご意志がうかがえます。 また白のグローブはスーツのトリミングともマッチし、こうして片手でお持ちになった際に、美しく3色が並んでいるのも、もしや計算済みなのかも知れません。 全体の印象を決定づけるヘアスタイルはアップスタイル。 スーツにはポイントとなる襟がついていることと、到着時のキチンと感を出す意味でも、このスタイルがとても合っていると感じました。中心から斜めに作った分け目から、前髪を少しだけ下ろされ、あとはすっきりとまとめた愛子さまスタイル。大人っぽく見えつつお可愛らしさも感じられ、お洋服と小物、髪型全てが愛子さまらしく、現代の日本のプリンセスらしさに溢れていました。
英国キャサリン妃の単独初海外ご公務の場合
ちなみに、こちらがキャサリン妃の初の単独での海外公務ファッションです。似てますよね! 控えめなブルーの襟付きスーツで、ウエストのペプラムやタイトスカート、膝上丈といった点は、欧州プリンセス、またキャサリン妃の鉄板デザインですが、パステル系の色や、トレンドに関係ないクラシックなデザインといったところも、日英ともに似ています。 また、クラッチや靴の色味も、愛子さまと同じベージュを合わされています。 これはむしろ、同系色やワントーンでの上品スタイルをロイヤルスタイルとして定着させたキャサリン妃や欧州ロイヤルの影響が、実は日本にもあるのかも? などと推測しますが、かつては黒やネイビーといったダークカラーで足元にアクセントをつけていた時代から、目立たないベージュや白などで馴染ませ、足元にアクセントをつけない現代のロイヤルスタイルを、愛子さまも取り入られているように感じた次第です。こんな些細なことが、実は大きく印象を大きく変えるのです。
にしぐち 瑞穂