阪神の近本、楽天の辰己、中日の柳 移籍ありそうなのは? 早くも注目「FA権取得見込みの3選手」
「ポスティングでメジャーに挑戦する小笠原慎之介も同様だが、近年は中日投手陣にとっては酷な状況だった。投手が抑えれば試合に勝てる確率が高まるが、中日ではそうもいかない。ここ数シーズンのこともあり、野球人生を考えて移籍を考えても仕方ないかもしれない……」(中日OB) 2023年には規定投球回数を上回る158回1/3を投げたが、援護は37点のみ(規定投球回数に達したセ・リーグの投手の中で最低)。24試合に登板して防御率2.44をマークしながら、4勝11敗と大きく負け越した。中日は現在3年連続最下位となっており、チームの状況次第では「他球団で……」という思いが出てくるのは自然なことだ。 2024年のオフは最注目だった阪神・大山は残留したが、多くの選手がFA移籍を決断した。元所属先の球団のファン、関係者からすると選手流出は寂しい気持ちもあるだろうが、プロ野球の活性化には大事なこと。今季は特にここで触れた3人の行方に注目が集まるが、果たしてどんなシーズンを送りオフにどんな決断をするのだろうか。
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