「社会で活躍する子」に育てるヒント、2024総集編 知っておきたい!人気の教育トピック10選
「日本中学生新聞」を発行する中1、学校と日本の民主主義
「日本中学生新聞」を一人で立ち上げ、注目を集めている少年がいる。現在、中学1年生の川中だいじさんだ。2023年4月に開始したX(旧Twitter)のフォロワーはすでに1万8000人を超え、新聞や週刊誌など大手メディアの取材も受けている。 「中学生がつくった民主的な読み物」と銘打った自身の新聞のモットーは、「誰にも遠慮することなく 書きたいことを書く」。12歳にして自らメディアを作るに至った経緯や、中学生として今求めていることなどを、13歳になって間もない川中さんに聞いた。 「日本中学生新聞」を発行する中1が考える、学校と日本の民主主義とは
FC今治高校「ぶっ飛んでる」と話題の教育の中身
今年4月に開校予定のFC今治高等学校 里山校(愛媛県今治市)。サッカー日本代表の元監督・岡田武史氏が学園長を務めるということもあって、かねて注目を集めていたものの残念ながら募集定員に届かず、現在2次募集を行っている(※取材当時)。 これまでにないカリキュラムで卒業後の進路を不安視する声もあるが、各界の第一人者が名乗りをあげて授業に協力するなどユニークな取り組みを計画している。「日本一出会いの多い学校」とうたう、その教育の中身とは。教育ジャーナリストの中曽根陽子氏が取材した。 FC今治高校「ぶっ飛んでる」と話題の教育の中身、各界の第一人者が名乗り
ココイチFC社長に大抜擢、「意欲と学ぶ姿勢」育んだ背景
「カレーハウスCoCo壱番屋」(以下、ココイチ)などのフランチャイズ運営を行うスカイスクレイパー。今年5月、新たに22歳の社長が就任した。抜擢されたのは、高校1年生からココイチでアルバイトとして働いていた、諸沢莉乃さんだ。 いかにしてアルバイトから社長へとスピード昇進したのか。インタビューが進む中、諸沢さんの突出した意欲や学び続ける真摯な姿勢を育んだ背景が見えてきた。 バイト→ココイチFC社長に大抜擢、22歳諸沢莉乃「意欲と学ぶ姿勢」育んだ背景
公認心理師が驚いた「フィンランドのインクルーシブ教育」
近年、インクルーシブ教育に力を入れて取り組む自治体や学校もあるが、2022年に国連から是正を勧告されたように、多様性を尊重した学びが前提になっていない教育現場は多い。 一方、教育先進国として知られるフィンランドでは、「社会モデル」を軸としたインクルーシブ教育が推進されているという。日本が生かせる部分はあるのだろうか。 10年以上、フィンランドでインクルーシブ教育を研究している矢田明恵氏に、現地の取り組みを紹介してもらった。 公認心理師が驚いた「フィンランドのインクルーシブ教育」、日本とは何が違う?