【巨人】マルティネス、キャベッジ獲得で外国人枠の競争激化 支配下6人 育成にもティマら有望株
巨人はリーグ連覇と13年ぶり日本一を目指す今季、大型補強で戦力整備した。 新外国人は前中日の守護神ライデル・マルティネス投手と契約。米マイナー3Aで23年に打率3割6厘、30本塁打、32盗塁でトリプルスリーを達成した前パイレーツのトレイ・キャベッジ外野手も獲得した。メンデス、モンテス、ウレーニャは退団する。 現状、支配下登録の外国人選手は投手がマルティネスと先発左腕グリフィン、リリーフ右腕ケラー、リリーフ左腕バルドナード。野手がヘルナンデス、キャベッジで計6人。 1軍登録できる外国人枠は「5」で各試合でベンチ入りできるのは4人まで。阿部監督はマルティネスを抑えで起用する方針を示し、打線は3番中堅ヘルナンデス、5番一塁キャベッジで4番の岡本を外国人で挟む形を理想に掲げている。 グリフィンが先発ローテに固定され、マルティネスも万全で、ヘルナンデスとキャベッジが構想通り1軍に定着した場合、残る1枠がケラーかバルドナードという状況になる。 育成選手では昨年イースタン・リーグでチーム最多15本塁打を放った20歳のフリアン・ティマ外野手、チェコ代表のマレク・フルプ外野手ら支配下登録を目指す外国人選手も複数いる。 外国人枠の使い方、激化する外国人選手の競争が2025年の一つのポイントになりそうだ。
報知新聞社