【札幌2歳S】「福島未勝利V」でも舐めてはいけない穴候補 メンバー随一の“中間上昇度”
札幌2歳S:とっておき穴馬
問題児の一撃! 編集・吉田 ニシノタンギー 「デビュー戦のパドックでは発汗こそなかったとはいえ、終始ゆっくりと歩くことができぬままの周回。レースでもスタートでヨレた後は尾を振ってハミを取らず、見せ場すら作れませんでした。しかし、落ち着いた周回で一変の気配を見せていた前走は、上がり最速の脚で大外からねじ伏せる強い内容で、古馬との時計比較においても相当なレベルの能力を示す勝利でした。一息入ったこの中間ですが、ギアが上がるのが遅くモタついたデビュー時の最終追いとは違って、2週連続でのDウッド3頭併せではともに先着。特に先週は馬なりでラスト1ハロン11秒4と、ケチの付けようがない内容でした。札幌入りしての最終追いでも、かなり水分を含んだ馬場状態だったにもかかわらず、シッカリとストライドが伸びた中距離適性を感じさせるフットワークで、時計以上の動き。あとはデビュー戦のようなイレ込みがなく、落ち着いた姿をパドックで確認できれば、結果も付いてくるはずです」