メイン市場に旭化学工業 名証、14日新規上場へ
名古屋証券取引所は7日、電動工具や自動車部品の樹脂成形などを手掛ける旭化学工業(本社碧南市)のメイン市場への上場を承認したと発表した。上場は14日の予定。メイン市場への上場は104社目。東証スタンダード市場との重複上場となる。 設立は1966年。主にマキタ向け電動工具の樹脂成形と組み付けや、自動車部品の樹脂成形のほか、自社製品としてアンカーボルトなど建築資材の製造販売も行っている。 2024年8月期の連結売上高は83億4千万円、純利益は9300万円。従業員数は482人(連結ベース、24年8月31日現在)。 名証上場の狙いについて、旭化学工業総務部の松尾陽介部長は「名証主催のIRイベントに参加するなど、個人投資家の知名度向上を図りたい」と話した。