バイクに乗ろう! カワサキのネオレトロモデル『W230』に試乗するよ~高梨はづきのきおくきろく。~
アクセルをひねって走り出すと、特に違和感なくスマートに発進してくれたW230。低速にはしっかりとパワーを感じたので、扱いやすいバイクって感じ。すぐにギヤアップして、スピードを上げていくと、サラサラと軽やかに操れるので走行が楽しい。
車体はわたしの小さな身体にもフィットしてくれて、少し乗っただけでも馴染んだ感覚があったよ。乗るのに緊張しない大きさなので、誰でも扱いやすくて小回り自由自在なのは素直に嬉しいね。 もしも、小回りの時にフラついたとしても足を着地してすぐに建て直せるくらい軽いから、アクティブに扱えるのは安心できていいね。カーブは曲がってからの立ち上がりもしっかり起き上がってくれて、曲がる楽しさも味わえたよ。
スピードを上げ、アップダウンの多い道を走ってみた。多少、路面からの振動を感じるものの、渋かわいいタックロールシートによって、お尻フカフカなので身体は痛くならなかったし、街中を4速~5速で走り抜けている時が一番気持ちよくていつまでも乗っていられる気がした。このクラスは、ギヤを幅広く使って楽しめるので、街中でもバイクに乗っている満足度が高いからいいよね! エンジンブレーキやフロントとリアブレーキは、わりと緩めのブレーキだと感じたけど、車体が軽いし許容範囲かな。万が一の時はABSが発動してくれると思うけど、攻めすぎた走行とかしなければ充分だと思う! 今回、パールアイボリー・エボニーとメタリックオーシャンブルー・エボニーの2種類に乗ったけど、どちらの色合いも品があって、特に白は清潔感と特別感があって女性には人気そうだと思ったよ。でも見れば見るほど、エストレヤと近いものを細部から感じるので、すごく親近感あるな~。
W230のメーターは「W」の刻印入りのアナログ2眼が採用されているよ。そこにはレトロさも感じられて、W1を継承しているコンセプトと現代の融合って感じ。こういう細かなデザインの気遣いが嬉しいひと多いんじゃないかな。 ガソリンが11L入るタンクの横には立体のエンブレムが付いていて高級感も味わえるし、街中でガラスに映ったバイクを見るたびに、自分が乗っているのは"W230"なんだと認識させられるのを想像すると欲しくなっちゃう!
車体が軽くて気軽に扱えると「バイクに乗ろう!」って気にさせてくれるから、大型バイクに乗ることが億劫になってる人の日常の足代わりにも、男女ともに免許取り立て後のファーストバイクとして選ぶのにもおすすめだよ! …ということで本日はここまで。 また8の付く日にお会いしましょう♪
高梨はづき/hapi