21年全日本2歳優駿覇者ドライスタウト 屈腱炎再発で引退…種牡馬入り「夢の続きは産駒に託したい」
21年全日本2歳優駿、23年オーバルスプリント、武蔵野Sと重賞を3勝しているドライスタウト(牡5=牧浦、父シニスターミニスター)が左前繋部屈腱炎の再発により引退することが決まった。23日、YGGオーナーズクラブが発表。今後はブリーダーズスタリオンステーション(北海道日高町)で種牡馬入りする予定となっている。 昨秋の前走武蔵野Sを制した後、今年初戦の根岸Sに照準を合わせていたが1週前追い切り後に屈腱炎が判明し、回避。その後、放牧を挟んで栗東トレセンに帰厩し、7日に坂路入りを再開していた。 YGGオーナーズクラブは公式Xに「クラブ運営3世代目、弊社のステージを一段も二段も引き上げてくれた馬で、道半ばでの引退は非常に残念ではありますが、夢の続きは産駒に託したいと思います。これまで応援いただきましてありがとうございました」と感謝の思いをつづった。