「乳がん」は日本人女性の9人に1人がかかる病気…乳がん患者が増える理由を医師が解説
自分の体に意識を向ける「ブレスト・アウェアネス」
乳がんを早く見つけ、治すために重要となるキーワードが「ブレスト・アウェアネス」です。 「『ブレスト・アウェアネス』とは、乳房を意識する生活を習慣化すること。普段から自分の乳房の状態を把握しておけば、変化にも気づけます。乳がんだけではなく、自分に目を向けたり、大切に思うことは健康感覚の向上につながる大切な考え方です」 ▼ブレスト・アウェアネスのポイント 1.自分の乳房の状態を知る 2.乳房の変化に気をつける 3.変化に気づいたらすぐ受診する 3.定期的に乳がん検診を受ける 自分の乳房に関心を向けることが第一歩。服を脱いだ状態で触ったり、鏡で見てセルフチェックを続け、変化を感じたらすぐに「乳腺科」「乳腺外科」「乳腺外来」へ相談を。また、手では触れないほどのがんが隠れている可能性があるため、セルフチェックで異常を感じなくても、検診を受けて状態を確認することを島田先生は推奨します。