西武はロッテから2016年ドラ1平沢大河を獲得 俊足巧打も今季1軍出場なし 本田圭佑はオリックスへ【現役ドラフト】
西武は9日に非公開で実施された現役ドラフトでロッテから平沢大河内野手(26)を獲得した。西武からは本田圭佑投手(31)がオリックスに移籍した。平沢は俊足巧打が持ち味で内外野を守れるユーティリティー性も兼ね備える。今季の歴史的な不振から西口文也新監督の下で、巻き返しを期するチームの期待は大きい。 ■ドラ1が3選手移籍、31試合登板の右腕も【現役ドラフト結果一覧】 平沢は2016年に宮城・仙台育英高からドラフト1位でロッテに入団。18年には自己最多の112試合に出場した。9年目の今季は1軍での出場機会はなく、2軍で96試合に出場。打率2割1分6厘、2本塁打、19打点だった。1軍通算306試合で打率1割9分、10本塁打、57打点。
本田圭佑の実績
本田は16年に東北学院大からドラフト6位で西武に入団。リーグ連覇を果たした19年には先発で16試合に登板して6勝をマークした。救援では22年に45試合に登板。今季は31試合に投げた。通算138試合で12勝21敗32ホールド、防御率3・82。 過去の現役ドラフトで西武は22年に阪神から陽川尚将内野手、23年に広島から中村祐太投手を獲得。中村祐は今季27試合に登板した。西武からは22年に日本ハムに松岡洸希投手、23年はロッテに愛斗外野手が移籍した。 現役ドラフトはプロ野球で出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させるために、22年に初めて実施された。今回で3度目。初回では阪神の大竹耕太郎投手や中日の細川成也外野手らが飛躍を果たした。 昨年はソフトバンクから日本ハムに移籍した水谷瞬外野手や、日本ハムからソフトバンクに移った長谷川威展投手らが活躍を示した。 【#OTTO現役ドラフト情報】
西日本新聞社