堤駿斗に8回TKO負けした元世界王者アルバラード 「彼は世界チャンピオンになる素質はある」
◆プロボクシング ▽WBA世界スーパーフェザー級(58・9キロ以下)挑戦者決定戦10回戦 〇堤駿斗 (8回TKO) レネ・アルバラード●(31日、東京・大田区総合体育館) WBA世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦で同級9位・堤駿斗(志成)に8回TKO負けした同級14位レネ・アルバラード(ニカラグア)は試合後、「試合は大変厳しかった。堤のパンチは的確に入った。レフェリーが試合を止めたが、パンチの数も多く、たくさん被弾した。そのストップは受け入れたよ」と脱帽した。 元世界王者は、対戦した堤の才能を評価。「相手は今、旬にいる選手で大変意欲がある。大きな才能を感じた。スピードもあり、パンチの量も大変多くて、戦いにくい選手で、とてもいいボクシングをする。世界チャンピオンになる素質はあると思う」と話した。「(現WBA王者の)ローチ(米国)と戦ったら?」と問われると「2人ともポテンシャルはある。私が言えるのは50―50ということだ」と冷静に判断していた。
報知新聞社