金光大阪・佐々木駿弥、鼻血に負けずヒット 2回戦は涙 センバツ
第94回選抜高校野球大会は第9日の28日、阪神甲子園球場で準々決勝があり、金光大阪は近江(滋賀)に1―6で敗れた。2回戦では延長十三回の打席に入る前に涙を流した佐々木駿弥遊撃手(2年)は、この試合は鼻血が出るアクシデントもあったが2安打を放った。主なコメントは次の通り。 【近江vs金光大阪 近畿勢対決を写真で】 ◇「チームメートの大切さに気付けた」 近江の山田投手から2安打を放ったが、変化球のスライダーがすごかった。(三回の打席では)鼻血が出ていて、打席に入ったらもっとひどくなった。打席を外して止めようと思った。よく鼻血は出るので、1回鼻に詰めたら治る。打席から外れてベンチに戻ったことで、横井監督からの「内から内から」のアドバイスを意識することができてヒットを打てた。 (一回には失策もあって守備が乱れた)一回の1番打者に安打された時にボールが見えなくて反応できなかった。どうしようと思ったが、視線を変えたりして、ボールが見えるようになった。甲子園ではチームメートの大切さに気付けた。足をしっかりと踏ん張れるようにして、打撃でもっと強い打球を打っていくようにしたい。 ◇全31試合をライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では大会期間中、全31試合を動画中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/)でも展開します。