極上の技術とミニマルなデザインの融合! パルミジャーニ・フルリエを代表する3本【腕時計のDNA】
伝統を未来に繋ぐ新時代のラグジュアリー
パルミジャーニ・フルリエに息づくのは、創業者ミシェル・パルミジャーニの古典時計の修復を通して学んだ技術と文化であり、先人の叡知を受け継ぐタイムピースにはまさにタイムレスなアートの価値観が宿る。彼はメンターとしていまもブランドとともにあり、新トリックには彼が復活させた装飾技法、グレイン仕上げが文字盤に施されている。ひけらかすような派手さはなくても美学ある風格が漂う。その審美性が唯一無二の存在とさせるのだ。
柴田 充(時計ジャーナリスト)
1962年、東京都生まれ。自動車メーカー広告制作会社でコピーライターを経て、フリーランスに。時計、ファッション、クルマ、デザインなどのジャンルを中心に、現在は広告制作や編集ほか、時計専門誌やメンズライフスタイル誌、デジタルマガジンなどで執筆中。
パルミジャーニ・フルリエ eメール:pfd. japan@parmigiani.com
文:柴田充 イラスト:コサカダイキ