新人議員に「遠慮なく声かけて」 立憲・枝野代表
合流新党「立憲民主党」の枝野代表は10日、代表に選出された後に記者会見を開いた。その場で記者から、新党をまとめる代表として心掛けたいこと、改めようと思うことはあるか、との質問が出た。これに対し、枝野代表は「実はきょうの午前中、参院で昨年当選のみなさんと話して気付いた(ことがある)」と語り始めた。 【会見ノーカット】合流新党「立憲民主党」 枝野新代表が記者会見
自身について、「親しくお付き合いさせていただいている記者は何を話しかけても良くて、気さく(な性格)だとご理解いただいていると思っているが、なかなかそうした(当選歴が浅い)みなさんにはそう理解していただきにくい」と吐露。 そして、「よく考えたら、私が初当選した時(1993年)に小沢一郎先生が当選25年を超えるくらいで、ちょうど私と新人の参院議員の国会議員歴の差が同じくらい。自分の25、6年前を考えると、なかなかそうは言っても、(先輩議員に)ものを言いにくいなというのがあるのはよく分かる」と新人時代の自身の体験を振り返った。 そうした若手議員に対しては、「こちらからも気さくに声を掛けたいし、そういう姿勢でいるので、『遠慮なく色んな形で声を掛けてください』と、永田町的に若い皆さんに知っていただかなきゃいけないと。私もそういう風に見られていると意識しないといけないなと思う」と語った。