リッキー・ファウラーが3カ月ぶり復帰 ギアの変更点を聞いた
秋季フェデックスカップ第2戦「サンダーソンファームズ選手権」で、リッキー・ファウラーが7月「全英オープン」を71位で終えて以来およそ3カ月ぶりにツアー復帰した。GolfWRX.comは月曜にファウラーのバッグの中身を調べたところ、いくつかギアの変更点が散見された。 【画像】山下美夢有も米ツアー予選会へ
10月1日(火)の記者会見にて、「オフの時期に、テストやギア変更の可能性を模索する機会に恵まれた。シーズン中は、1週間、あるいは2週間ほどの休みを挟むことがあるけれど、その期間中に(ギアを)を変更するのは難しいんだ。それに、僕は時間を取って、担当のレップと話し合い、新しいギアがどのように機能するのか理解しない限り、多くの変更を行うのは好きではない類の人間だから」と述べた。 今週の使用ギアに関して、変更を試みていたのは以下の3点だ。
1. ロフト角13.5度のミニドライバーを追加
ファウラーは三菱ケミカル「ディアマナWB」73-TXシャフトが装着され、フェード弾道寄りにするためトウ側にわずかながら鉛テープの貼られたテーラーメイド「BRNRミニドライバーカッパー」をバッグに加えた。これまで通常サイズでロフト角13.5度の3番ウッドを使用してきたが、このミニドライバーについて、「特にこのようなゴルフコース(ジャクソンCC)では、ティショットでとても使い勝手が良いんだ。これについては、多くの利点を見出してきた」と述べる。 今年、ミニドライバーはツアーの現場で人気を博しており、同モデルをバッグに入れた中では、2024年「メキシコオープン」を制覇したジェイク・ナップ、トミー・フリートウッド(イングランド)、アダム・スコット(オーストラリア)らがいる。キャメロン・ヤングはタイトリスト「TSR」2番ウッドをシーズンで使用した。
2. コブラ「キングツアーブラックアイアン」へ乗り換え
これまで使用してきたコブラ「キングツアーアイアン」(4番~PW)から同アイアンのブラックモデルに変更。「アイアンは、単にこれまで僕が使ってきたキングツアーのブラックバージョンで、ただの色違いなんだ。こちらの方が、少し見た目が良いと思ったので、すぐに投入した」と話す。