リッキー・ファウラーが3カ月ぶり復帰 ギアの変更点を聞いた
3. オデッセイ「ジェイルバード」パターを変更
2024年を通して、ファウラーは度々パターのテスティングを行なっており、様々なメーカーのプロトタイプパターを何種類も試している。多くの大会で2023年「ロケットモーゲージ選手権」での優勝をもたらしたオデッセイ「バーサ ジェイルバード」を使用してきたが、今週の「サンダーソンファームズ選手権」では標準的な34.5インチで、TPTシャフトとL.A.B.プレスピストルグリップの装着されたL.A.B.ゴルフ「DF3マレット」パターを検討していた。 これまでGolfWRX.comが目撃してきたL.A.B.パターと比較すると、クラウンに引かれた一本のアライメントラインが、直接ターゲットラインの方向ではなく、フェースと水平方向に入っている点において他と異なっている。 「家での時間が長く取れたので、L.A.B.パターでより重点的なテストをすることに時間を割くことができ、多くの優れた点を目の当たりにしたんだ。自宅でのパフォーマンスを気に入ったので、今週、試して見ることにしたんだ。これは、もう2カ月ほどテストを重ねてきたパターなんだ。他のパターもテストはしているけれどね。さっきも言ったように、僕は本当に利点があると考えない限り、何かを実戦投入することはしないんだ」と厳しいジャッジのもと検討を視野に入れた。 ファウラーはAonネクスト10圏内へランキングを上げ、フェデックスカップ2025年シーズンにおけるシグネチャーイベント2大会への出場を描き、新しいギアを取り入れながら新スタイルでPGAツアーの場に帰ってきた。 (協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)