ＤｅＮＡの東克樹

　ＤｅＮＡの東克樹投手（２９）が将来的なメジャー挑戦への思いを明かした。今オフに昨季からメジャー挑戦した元同僚でカブスの今永昇太投手と食事して感化されたようで、「いつか行けたら」と夢を膨らませる。 　「食事はもう２回行きました。（チームの）査定やメジャーの話。メジャーとはどんなものなのか、話を聞いて興味が湧いてきたというのは事実です」 　今永とはシーズン中から求められる投球回や球数など日米の習慣や文化の違いを意見交換してきた。移籍１年目から結果を残した今永と直接話したことでメジャーへの関心が高まった。「移動や食事。リアルな話を聞けたのは良かった」。長距離の移動や時差、食文化の違いも聞けたようだ。 　２０２３年に１６勝をマークし最多勝投手となった東は、昨年１３勝と２年連続２桁勝利を飾った。将来的なメジャー挑戦について「行けたらっすね。まずそもそも僕に需要があるのかっていうところをしっかり確認して。需要がある場合はどこを直していってというのがある」と進化、成長を前提条件にしている。 　「来年行きます！　とか、そういったものではなく段階的に。いつか行けたら、なくらいの」。夢を抱きつつ、３年連続の２桁勝利を目指す。