言葉の裏を読むのが苦手な人におすすめしたい 「小さな世界」のつくり方
年度末は進学、就職、転勤、引っ越しなどで心機一転、これまでの生き方をリセットしたいと思う人も多いでしょう。そんな人たちへのささやかなアドバイスをお届けしたいと思います。 とはいえ、すべての人向けには難しいので、私のような「言葉の裏を読むのが苦手な人」に向けたアドバイスをまとめてみました。相手がYesと言うならYesだ、Noと言うならNoだと素直に信じてしまう人。自分でも、Yesと思うならYes、Noと思うならNoと言ってしまう人。そんな人たち向けのアドバイスです。
言葉はその言葉通りに受け止めていい
何も難しいことではありません。人の言葉は文字通りに、YesはYes、NoはNoと受け止めて対応し、自分が発言するときもYesはYes、NoはNoときっぱり伝えればいい、たったそれだけのことです。 そんなことをしたら嫌われてしまわないの? まあ、嫌われることもありますし、「空気を読めないヤツだ」とばかにされることもあります。それでも構わないのです。だからといって、死ぬわけではありません。ちゃんと生きていけます。友人・知人はいた方がいいかもしれないけれど、人生の必需品ではなく、いなくてもかまわないのです。以下、お説教の口調は嫌いなので、自分のこととして話します。 やがて、言葉の綾を分からない人間(私のこと)、空気を読めない奴(これも私のこと)を嫌う人たちは、私の周囲から去って行くでしょう。私の周りに残った人たちは、私のことを「あいつは空気を読めないヤツで、あいつがYesと言ったらYes、Noと言ったらNoなんだ」と認識するようになります。さらにありがたいことに、YesはYes、NoはNoという単純な対応を好ましいと思う人たちが、私の周囲に一人、二人と集まってくるのです(類は友を呼ぶ、ですね)。いつの間にか私の周りには、YesはYes、NoはNoで通じる小さな世界がつくられるようになるのです。すばらしいですね。