希少価値絶大! 入手困難な逸品として注目を浴びる国産時計の2ブランドとは?
時計愛好家にとっては常に見逃せない希少品!
小規模・少量生産で独自の時計づくりを貫き日本から世界に発信するブランドが、海外の時計愛好家をもとりこにしている。 【写真24枚】小規模、少量生産で希少性が高いすでに入手困難な国産時計がこれだ! ◆日本人独立時計師の草分け 希少価値絶大で入手困難な逸品として注目を浴びる国産時計がある。まずは日本人独立時計師の草分けで、スイスでも一目置かれる浅岡肇氏が率いる東京時計精密が手掛ける、TAKANOブランドの復活第一弾「シャトーヌーベル・クロノメーター」。世界的高級時計を目指し、ブザンソン天文台クロノメーターを取得した国産初の時計として話題のこのモデルは、今夏に抽選販売され、早くも入手困難になった。 そして、時計に精通し、著名な海外ブランドの日本代表として活躍した飛田直哉氏が自らの理想とする時計をプロデュースし、世界の時計愛好家に向けて発信しているNAOYA HIDA & Co.。伝統的な機械式時計の真髄を精密加工技術と職人技によって見事に表現した「NH」シリーズは、2018年の1本から始まり、各モデル10本から20本程度の少量生産で、受注による直販方式を採用している。新作の発表と同時に予約完売が続き、時計愛好家にとっては常に見逃せない希少品である。 ◆TAKANO シャトーヌーベル・クロノメーター 浅岡肇氏の東京時計精密による新生TAKANOの第一弾は、ダイアル色の異なる2種類。クラシックを再解釈したモダンなデザインとブザンソン天文台によるクロノメーター認定の高精度が魅力的だ。各88万円。年2~3回販売。 ◆NAOYA HIDA & Co. NH TYPE 5A 初のレクタンギュラー型ケースによる2024年新作。ケースに合わせて新開発した角型ムーブメントや、精密加工技術と職人の手作業によるディテールの作り込みも絶妙だ。2024年~2025年に10点程度を生産予定。330万円。 ◆NH TYPE 3B-1 2針とムーンフェイズを組み合わせたクラシカルな「NH TYPE 3B」の新たなバリエーションで、ベゼルをローズゴールドに変えたアップグレードモデル。2024年~2025年に5点程度を生産予定。418万円。 文=菅原茂 (ENGINE2024年12月号)
ENGINE編集部
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