MicrosoftのAIアシスタント「Copilot」の目玉新機能まとめ|Officeアプリとの連携がより強化!
Outlookで使えるCopilot機能
以前であれば、OutlookでCopilotを使いたい場合は、ウェブアプリを開くか、Microsoft Teamsを介して遠回りするしかありませんでした。 しかし5月から、OutlookアプリそのものでCopilotの提供を開始しています。おかげで、Copilot最新機能の一部がOutlookでスムーズに使えるようになりました。 たとえば、メールの下書きのコーチングや、下書きのトーンをニュートラルやカジュアル、フォーマルなどから選ぶことができるようになっています。
プロンプトを与えるときにファイルを参照させる
Copilotにプロンプトを与えるときに、デバイスやSharePoint、OneDriveに保存されているファイルを取り込むことが、5月から可能になりました。 CopilotにWord文書を要約してもらいたいとき、あるいは、プロンプトへの応答にPowerpointで作成したプレゼンの内容を織り込みたいときは、プロンプトに「/」と入力すると、エクスプローラーが開きます。
Wordで使えるCopilot新機能
個人的な意見では、Copilotのメリットを一番得られるアプリケーションがあるとすれば、それはWordだと思います。 私の考えでは、生成AIの大きな強みはテキストベースですから、Wordでの文章作成を助けてくれるアシスタントがいれば、大いに役立つかもしれません。 Microsoftが今年、Wordで使えるCopilot機能を強化したので、そのうちの目玉をいくつか紹介します。 「Copilotを使って書き換え」で、特定の部分をリライトする。 選択したテキストを、要約して共有する。 文字列を表に変換する。 以前に使用した表フォーマットで、新しい表を作成する。 新しい文書の作成時に、秘密度ラベルが設定された文書を参照すると、秘密であることが表示される。
Excelで使えるCopilot新機能
ExcelにもCopilot新機能が追加されました。今年初めからExcelで使えるようになった機能は次のとおりです。 データを図表にしてもらう。 Copilotにフォローアップの質問をしたり、前の回答について詳しい説明を求めたりする。 1つのプロンプトで、複数の数列式を生成する。 タスク中に問題が発生したときの原因をCopilotを使って突き止める。