マンC加入後《105試合で100ゴール》決めるハーランドの脅威 エリア外からは6ゴールしか決めていないエリア内の支配者
完成されたワンタッチゴーラー
22日に行われたプレミアリーグ第5節のアーセナル戦でも得点を記録したマンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドは、早くもクラブ通算100ゴールを達成した。 2022年の夏に加入してから2年。ハーランドは通算105試合で100ゴール14アシストの成績を残してきた。改めて恐ろしいまでのゴールマシーンであり、その決定力はずば抜けている。 英『Manchester Evening News』がハーランドの100ゴールを振り返っているが、ペナルティエリア外からのゴールは6つしかない。基本は味方のクロスにワンタッチで合わせるパターンか、味方のスルーパスに抜け出してペナルティエリア内で相手GKとの1対1を制するパターンが多い。22日のアーセナル戦もそのパターンで、味方のスルーパスに抜け出して冷静に相手GKとの1対1を制している。 クロスに合わせたゴールの数は28ゴールで、そのうち足で16ゴール、頭で11ゴール、残る1ゴールはその他の部位となっていて、地上戦も空中戦も両方に強いのが特長だ。194cmのサイズに加えて爆発的な加速力があり、相手DFにとっては恐怖でしかない。 ハーランドのゴールを最もアシストしているのは、相棒と言ってもいいMFケビン・デ・ブライネで21アシストだ。次いでMFフィル・フォーデンで10アシストとなっているため、デ・ブライネの数字がいかに印象的か分かる。この2人の組み合わせは脅威だ。 ハーランドは早くも今季のリーグ戦得点数が二桁10ゴールに達した。止まる気配は皆無で、今後もゴールを量産していくことになるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部