宮本恒靖・日本サッカー協会会長、なでしこジャパン初の外国人監督も視野「可能性を広げてやっている」
◇26日 サッカー国際親善試合 なでしこジャパン4―0韓国(国立競技場) サッカーの女子日本代表「なでしこジャパン」(世界ランキング7位)が女子韓国代表(同19位)に4―0で快勝した。前半32分、右CKから北川ひかる(ヘッケン)がヘディングで先制点を挙げると、同34分に藤野あおば(マンチェスター・シティー)、同37分に田中美南(ユタ・ロイヤルズ)が連続得点。後半11分には19歳の谷川萌々子(ローゼンゴード)が右足で流し込んだ。対戦成績は日本の19勝11分け4敗となった。 8強で敗退した今夏のパリ五輪後に池田太監督が退任。国内外の指導者を対象に進めている新監督の選定が難航しているため、この日は2011年女子W杯の優勝や12年ロンドン五輪で銀メダルに導いた佐々木則夫女子委員長が1試合限定で監督代行を務めた。 なでしこジャパンの監督人事について、日本サッカー協会の宮本恒靖会長は「(候補者との交渉の状況は)逐一聞いている。年内には決めたい」と説明。その上で、外国人指導者との交渉に関して、「この時点ではなかなか申し上げにくいが、可能性を広げてやっている」と含みを持たせて、「今までよりも上に行くために何が必要なのか。どうすれば、世界一へもう一回、高めていけるかのような突っ込んだ話もしながらやっている」と話した。
中日スポーツ