フランスW杯出場の元ブラジル代表DFが急死
元ブラジル代表DFゼ・カルロス氏が25日、死去した。56歳だった。 1967年生まれのゼ・カルロス氏は、1990年のプロデビュー後、サンパウロなどブラジル国内の複数クラブでプレー。2005年にポルトゥゲーザで引退した。また、1998年のフランス・ワールドカップ(W杯)のブラジル代表メンバー入りを果たし、準決勝のオランダ代表戦で先発して決勝進出に貢献した。 アストーリ、ハルケ、松田直樹…あまりに早くこの世を去った12選手 地元メディアの『Globo』によれば、ゼ・カルロス氏は姪の家に滞在していた25日の早朝、家族が目覚めが遅いことを心配していたところ、心肺停止と見受けられる状態となっていたとのこと。緊急搬送されたが、そのまま息を引き取ったと伝えられている。ゼ・カルロス氏は、16歳の長男と8歳の長女を残して帰らぬ人となってしまった。 ゼ・カルロス氏が現役時代に活躍したサンパウロは、「深い悲しみとともに、彼の家族と友人、ファンに心からの哀悼の意を表します」と故人を悼んだ。