ジープ初のEV、アベンジャーが2024年秋に発売 ステランティス・グループの資産を有効活用
デビューは2022年のパリ・モーターショー
「レネゲード」、「ラングラー」、「グランドチェロキー」にプラグイン・ハイブリッド(PHEV)の「4xe」(フォー・バイ・イー)を設定するなど、電動化を進めるジープは、さらなる一手としてジープ初の電気自動車=バッテリーEV(BEV)となる、スモールSUVの「アベンジャー」(Avenger)を日本市場へ導入することを発表。ティザーサイトをオープンした。 【写真13枚】ティザーサイトをオープンした2024年秋に発売予定のジープ初のEV「アベンジャー」の詳細画像をチェック ◆航続距離は約460km ティザーサイトでは「その日常に電気が走る」というコピーを掲げ、2024年秋の発売予定であることをアピール。一充電あたりの航続距離は、約460km(社内試験参考値)で、アダプティブ・クルーズコントロール(ACC)や歩行者やサイクリストに対応する衝突被害軽減ブレーキの搭載など先進安全装備の充実ぶりを伝えている。 ◆ジープならではの悪路走破性も備える もちろん、ジープならではの高い悪路走破性も備え、泥、雪、砂地など多様な路面に対応する6つのモードを備えた走行モード切り替え装置、「セレクト・テレイン」やヒルディセントコントロールなども搭載される。 インパネは、外装色と同色化されると思われる加飾パネル(ティザーサイトではイエローの加飾パネル)を備えた、ポップな雰囲気が印象的。荷室容量は355リッターを確保するという。日本仕様のボディ・サイズなどの詳細は、現時点では明らかにされていないが、コンパクトで取り回しがしやすく、十分な航続距離とラゲッジスペースを備えるなど、高い実用性を有するようだ。 文=塚田勝弘 (ENGINE WEBオリジナル)
ENGINE編集部