大阪ステイの常識を変える!? 「フォーシーズンズホテル大阪」がついにグランドオープン!
「フォーシーズンズホテル大阪」が、堂島川のほとりに建つ新築高層ビル「ONE DOJIMA」内に、ついにオープン。全175室のゲストルームの中には旅館の要素を取り入れた畳敷きの部屋も用意。大阪のラグジュアリーホテルシーンに旋風を巻き起こしそうな新定番をいち早くご紹介します。 モテる宿にはワケがある
お隣の京都にくらべると、ラグジュアリーホテルのバリエーションは正直少し寂しかった感のある大阪。ですが、それも過去の話。なにせLEON世代がこよなく愛するあの「フォーシーズンズホテル」が、ついにこの地に産声をあげたのですから。 舞台は、江戸時代に世界初といわれる米の先物取引所である巨大市場が存在し、西日本の経済を牽引した堂島エリア。梅田駅からのアクセスがよく、話題のダイニングやバーが鎬を削る北新地にも隣接。いわゆる「キタ」の繁華街に位置し、ショッピングにも事欠かないうえ、かつての地元経済の海運の要であった堂島川が高層ビルの間を悠々と流れる様子がまたアイコニック。「水の都・大阪」を体感できる絶好のロケーションがウリです。
洋と和のいいとこ取り。ホテル内に全室畳敷のフロアも
ホテルは49階建て、高さ195mの新築高層ビル「ONE DOJIMA」の1~2階と28~37階にまたがり、その間のフロアは分譲マンション「ブリリアタワー堂島」というなんともユニークな構成。外観は堂島川のほとりということで、船の帆をイメージしています。 設計には3つのデザイン会社とタッグを組み、それぞれの強みを活かして作り上げていったというから、なかなかチャレンジング。例えばレセプションやメイン客室は、気鋭のフランス人建築家・グエナエル・ニコラ率いる「キュリオシティ」によるもの。メインダイニング「江南春(ジャンナンチュン)」のある37階フロアは、「フォーシーズンズホテル東京大手町」をはじめ、世界の名だたるラグジュアリーホテルから引っ張りだこの「デザインスタジオ スピン」が手掛けています。
さらにもう一つ、このホテルを唯一無二の存在にするのが特別フロアの存在です。パートナーと泊まる宿を選ぶ時、モダンなホテルにするか、しっぽり和の旅館にするか迷った経験、貴兄にもきっとありますよね。ご安心ください、ここはいわば両方のいいとこどり。 ホテルの28階に位置する特別コンセプトフロア「GENSUI(玄水)」は、なんと全21室すべてが畳敷。マットレスタイプの敷布団で、旅館気分で滞在することができるという、ある意味「フォーシーズンズ」らしくない、攻めたデザインになっています。