トレッドミルを苦行にしか感じない人へ。楽しくなる秘訣とおすすめトレーニングまとめました
ワークアウト3「ショートスプリント」
どんどんスピードに変化をつけて飽きないようにしたいとき、私はこのプログラムをよく使います。 これは、ナイキ・ラン・クラブのガイド付きランニングアプリから取ってきたものですが、今では単独で行なうほど気に入っています。アップビートな音楽をかけて、お試しください。 楽なジョギングで10分間ウォームアップ。 以下を20回繰り返す: 30秒間速く走る ウォーキング(または軽くジョギング)1分 最後にクールダウン10分。 いつもの楽なペースよりはかなり速め、それでもインターバル数回でバテてしまうことのない程度のスピードにしましょう。 自分の1マイルのタイムを把握している人ならそれを参考に、そうでない人はややゆっくりめではじめて、楽すぎると感じたら後半のインターバルでペースアップしていきます。 スピードをすばやく切り替えられるトレッドミルがあれば、このワークアウト(そのほかのクイック・インターバル・トレーニングも)がベストなのですが、切り替え方はトレッドミルによって様々です。 ランニングとリカバリースピードの両方が設定できる、HIIT(High Intensity Interval Training、高強度インターバルトレーニング)対応のトレッドミルなら、ボタン1つでスピードの切り替えができます。
ワークアウト4「ウィンゲート(さらに短いスプリント)」
元祖HIITワークアウトが考案された当初、ウィンゲート(Wingate)テストというものがあり、被験者がこのテストを受ければ受けるほど心肺機能が向上していくことが観察されたのです。 このワークアウトでは30秒間のスプリントをベースに、あいだに長い休憩を入れます。基本的なやり方は以下のとおり。 自由にウォームアップ(10分程度) タイマー表示が5:00の倍数になったら… 30秒間、全速力で走る。 5分間のインターバルの残りの時間は、ウォーキングかジョギング。 これを4~6回繰り返し、最後に10分ほど軽くジョギングしてクールダウンする。