共産党、参院選公約を発表(全文3)最賃1500円は当たり前の数値
皇位継承について公約を示さなかった理由は?
読売新聞:もう1点すいません、読売、深澤です。確認なんですが、天皇のところに関して、他の野党では安定的な皇位継承で、女系天皇や女性天皇の議論を書かれているところもあるんですけれども、先日、共産党としての立場を明確に示された中で、あえて公約で載せなかったというのはどういったところがあるんでしょう。 志位:これは私どものインタビューの形で、私のインタビューという形で、天皇制度と日本共産党の立場についてかなり突っ込んだ表明を行いました。この表明自体は党の常任幹部会でも確認していただいて、党の方針として出したものであります。その中で女性・女系天皇についても賛成するという立場を表明しております。 ただ、あのときの記者会見でも私が説明したように、皇室典範の改正の問題については、提起があれば私たちはそれを、憲法に適合的なものであれば賛成するという立場で対応するというふうにご説明いたしました。退位の問題についてもその立場から、憲法に適合的なものだというふうに判断しまして賛成するという立場を取りました。女性・女系天皇の問題も、これはメディアの皆さんからもご質問がよくあります。ですからそういう点ではそういう質問に対して私たちは立場を表明したというものでありまして、私たちのほうで皇室典範の改正案を提案するとかっていうことは考えておりません。ですからこの提案でも、そういう形では述べておりません。 ただ、党の立場はすでに述べたとおりなんです、インタビューで。ですから政策としてはここにありますように、天皇の政治利用を今、憲法の問題などで安倍首相が盛んにやっております。これは許さない。あるいは儀式の問題で、これは今の憲法に適合しないやり方というのは改めることを引き続き求めるということに絞って政策では述べました。 司会:ほかはいかがでしょうか。
内閣不信任案を出すのか否か?
朝日新聞:朝日新聞の【テラウチ 00:47:08】といいます。 志位:はい、どうも。 朝日新聞:すいません、公約以外で大変恐縮なんですけれども、内閣不信任案について今、出すか出さないか、各マスコミ注目しておりますが、各党首間で協議して決めるということになっております。今の現状について伺えればと思います。よろしくお願いします。 志位:今、あなたが言われたとおりです。 複数:(笑)。 【書き起こし】共産党、参院選公約を発表 全文4に続く