「目の老化度」がわかる10の質問。疲れ目やドライアイは“まぶた筋トレ”で防ぐ
老眼やドライアイなど、気づかぬうちに目の症状が進行していることがあります。ここでは、目の状態を確認できるセルフチェックを紹介。また、目の周りの筋肉を鍛えるトレーニングも、眼科医の有田玲子先生が教えてくれました。 【写真】疲れ目予防になる「まぶたトレーニング」
現代生活は目の老化進行リスクが高い
加齢だけでなく、「現代の暮らしは目が老けやすい環境」と話すのは、眼科医で医学博士の有田玲子先生。 「加齢とともに目の周りの筋肉が衰え、涙の量が減り、老眼やドライアイなどのトラブルが起こりやすくなります。加えてスマホやパソコンの長時間使用や、エアコンのつけっぱなしなど、現代は目に負担がかかる生活が主流です。でも、生活習慣の改善や目のストレッチを続ければ、目の老化を遅らせることができます。今日からアイケアを取り入れ、いつまでも元気な目をキープしましょう」
当てはまる数が多いと危険!目のチェックテスト
目の老化を進行させる原因は、生活習慣のなかに潜んでいます。下記項目から、今のあなたの状態をチェックしてみましょう。 ・スマホやパソコンを1日4時間以上使っている ・サングラスをせずに外出している ・慢性的に睡眠不足気味 ・ストレスを感じている ・甘いものが好きでよく食べる ・入浴はシャワーのみのことが多い ・食事は野菜より肉中心 ・光をまぶしく感じることが多い ・目が疲れやすい ・まぶたがあけづらく、重い 1つでも当てはまったら、目の周りの筋肉が衰え始めている可能性が。以降でご紹介する「まぶたトレーニング」を始めましょう。
疲れ目やドライアイ予防の「まぶたトレーニング」
まぶたを意識的に動かして、目に水分と脂分を行き渡らせることで、うるおいがアップ。同時に目の周りの筋肉である眼輪筋(がんりんきん)をしっかり鍛えましょう。
●5:目尻を上げ、下まぶたを2秒上げる
目尻と眉の間に人さし指を当て、目を引き上げ、下まぶたを上げる ※ 上の1~5を1時間に1回の頻度で 【ポイント】眉毛が動いてできない人は… 指で眉を押さえてトレーニングを! 眉が動くと眼輪筋が使えません。人さし指で眉を押さえて行いましょう。 【有田先生‘s VOICE】 「まぶたのたるみ予防や、目をパッチリあける効果もありますよ」(有田先生)
ESSE編集部